真の薬剤師国家試験合格率を深堀(パート1)

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おはようございます。
SPI数学塾の吉田です。
今回は「私立薬学部における真の薬剤師国家試験合格率の深堀」について投稿いたします。
薬学部新設が増加する前の20世紀の頃であれば、純粋な「薬剤師国家試験合格率」で大学の良し悪しを判断していたはずです。
当時は東京理科大薬学部が最高難易度で、続いて東京薬科大や星薬科大、京都薬科大等の薬科大が続いたものでした。
しかし、偏差値通りに薬剤師国家試験合格率がなっておらず、受験生が大学選びに困惑したものでした。
具体例としては、当時の新興勢力だった摂南大学等が合格率トップで関西の他の伝統校で偏差値上位でもあった三薬科と呼ばれる京都薬科大・大阪薬科大・神戸女子薬科大や近畿大学より上位なっておりました。
そして、色々と調べると、摂南大学は進級率が低く、優秀な学生(国家試験に合格できそうな学生)だけが薬剤師国家試験を受験していた関係で合格率が高くなったということが分かってきたのです。
それは摂南大学がある関西だけでなく、全国でも同様の例がありましたし、2000年になってからの私立薬学部増設ラッシュでより顕著になったのかも知れません。
そして、それに呼応するがごとく、真の薬剤師国家試験合格率というサイトが現れ始め、進級率を下げて、国家試験合格率を高くするという手法が通じなくなってきました。
しかし、それでも薬剤師国家試験合格率の疑問が解消してきたかと言えば、そうではありません。
次の「第108回薬剤師国家試験合格率ランキング(ストレート・留年なしの学生のみ)」をご覧ください。
これは2017年4月入学・2023年3月に卒業した学生のみの結果を表した私立大学別ランキングです。
パート2では、このランキングから浮かび上がった推察を考えていきたいと思います。

順位大学名6年制定員入学者数合格者数合格率偏差値
1明治薬科36032425679.0158.7
2慶應義塾15015712277.7168.8
3北里24427120977.1262.2
4星薬科26027320775.8261.7
5東邦22027020375.1957.0
6名城26529221473.2958.8
7昭和20019914572.8658.0
8近畿15014710772.7960.3
9京都薬科36037227072.5858.8
10大阪医科薬科29430622272.5558.0
11福岡23023717172.1560.7
12東京薬科42042530070.5960.2
13東京理科1001178270.0966.8
14昭和薬科24026318469.9657.3
15神戸薬科27030721469.7157.5
16武蔵野14514810369.5959.5
17立命館1001288868.7562.5
18崇城1201369368.3852.7
19同志社女子1251248467.7455.3
以下は関西のみ摂南22024913955.8252.7
武庫川女子21022712454.6350.7
神戸学院25024912349.447.8
兵庫医科1501827541.2147.0
大阪大谷1401524730.9247.3
令和7年募集停止姫路獨協60781620.5145.8
第108回真の薬剤師国家試験合格率



#真の薬剤師国家試験合格率ランキング

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