薬学部大学学科別定員(6年制・4年制)。

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おはようございます。
SPI数学塾の吉田です。
今回は関西(および近隣の国公立)の薬学部の学科別定員を投稿いたします。
薬学部と言えば国立は超難関、目指すなら私立というイメージが強いですが、薬剤師養成(6年制)に比重が置かれているのか、創薬系(4年生)に比重が置かれているのかの違いもあります。
大阪大学のカリキュラム改組 姫路獨協大学の生徒募集停止

大学名6年制定員4年制定員
金沢大学659
京都大学1565
大阪大学800
岡山大学4040
広島大学3822
徳島大学800
和歌山県医科大学1000
京都薬科大学3600
同志社女子大学1250
立命館大学10060
大阪大谷大学1400
大阪医科薬科大学2940
近畿大学15040
摂南大学2200
神戸学院大学2500
神戸薬科大学2700
兵庫医科大学1500
姫路獨協大学600
武庫川女子大学21040
薬学部学科別定員


大阪大学は2019年にカリキュラムが改組され、学科としては6年制の薬学科80名のみの募集となりました。
ただ、その薬学科は入学段階で2つのコースに分かれております。
80名中の65名が一般入試、15名が推薦入試という定員になっております。
まず推薦の15名については薬剤師博士養成コースとなっており、4年修了時に大学院へ飛び入学して4年の履修があり、後に5年へ復学します。
つまり推薦入学者の薬剤師博士養成コースは6年+4年で10年間の在籍が前提になっております。
一方、一般入試者の65名は3年時で「研究型高度薬剤師養成コース」と「薬剤師兼研究者養成―コース」に分かれます。
前者は6年で卒業する場合と、博士で+4年の10年在籍する場合に分かれます。
後者は4年+修士2年の6年で卒業する場合と、6年+博士4年で卒業する場合に分かれます。
卒業後のキャリアプランとしては、6年が民間企業研究機関の傾向が強く、10年が公的機関・大学の研究機関の傾向が強いです。
少なくとも、ドラックストアや調剤薬局の薬剤師を前提にしたキャリアプランではないようです。
これは他の国立大学においても同様の傾向だと思われますが、地方国立になるとドラックストアや調剤薬局への就職も目にするようになります(例えば、徳島大学)。

姫路獨協大学ですが、令和7年度より生徒募集が停止されます。
21世紀以降雨後の筍のように薬学部の新設が増えましたが、薬剤師養成コースが6年制になり学費負担が重くなってきたこと、薬剤師へのニーズの変化があること等から、今後は生徒募集停止の大学が増えてくるかも知れません。
そもそも、薬学部の学生生活はハードであり、かと言って国家試験のハードルは下がりません。
各大学の生徒募集競争も熾烈さが増してくることでしょう。

#薬学部学科別定員

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